くびわをはずしたひからせかいはひろがりました ふらふらふらあるいたり、きままによるねしたり じゆうもそれはそれでなかなかすりへります きたないくうきをすいきたないよくにまみれ みつけてやっとてにしたちいさなちいさなひかりなんて ふれるとどうじにきえてしまう [じゆう そくばく?] あめとむち あまい いたい きらい いらいら にがいわらいばなし きてみてよていはみてい のらねこ かるいあさいまよいそんなじゃない じゆうにいきてるだけ きていしていしばられないのらねこ [じゆうとは これはほんとうのじゆう なんにもしばられないということ それは、ほんとうのじゆうとこうふくなのだろうか?_] くびわをはずしたひからせかいはひろがりました ふらふらふらあるいたり、きままによるねしたり あなうめたくてむりにいろづけた つかいすてになるしょうせんただのくろねこ なれとむち あわいきたいかんじないや ひどいわらいばなし きてみてよていはみてい のらねこ くろいいたいしたいそんなじゃない ただねているだけ ひていしてしんだふりののらねこ [じゆうのほうしゅうとだいしょう] [ひとはのらねこのようにいきられない なにかにしばられなければいきられないのだ ほう、かぞく、こいびと、ゆうじん、りせい ひとであるかぎり、それらからはかいほうされないのだ。] [ひとというものにしんのじゆうなどそんざいしない しばりはなくなった、それすなわち ひととしての\"し\"をいみするのかもしれない。] どうしようもない だってそうじゃない くびわをすてただいしょう ただしかったのかまちがったのか きょうもふらふらり のみたくもないまずいみるくも だんだんなれてきたけど あまいみるくがこいしいな あめとむち あまい いたい きらい いらいら にがいわらいばなし きてみてよていはみてい のらねこ かるいあさいまよいそんなじゃない じゆうにいきてるだけ きていしていしばられないのらねこ くびわをつけられつづけたひびおもいだした きまぐれさみしがりやのらねこ あまい いたい きらい きらい いらいら にがいわらいばなし きてみてよていはみてい のらねこ