おとぎばなし 最後のページは
書き換えられて 悲劇に変わり
たったひとつ 信じてた 人の心さえも
見失う
愛も夢も まるで砂のお城みたいなの
儚く壊れてゆくのよ それを望まなくたって

だけど今も 忘れられないの
あなたがいつも歌ったメロディー
胸に響くたび いつか戻れる気がするの あの
頃に
きっときっと帰れるの 繋がれた鎖振り払い
ふたつの世界が結ばれた青い海へ

絶対
愛だけは全てを乗り越える
運命決める星座も変えられる
消えてしまえ 臆病のウソも今も

宝石のように煌めく母なる海の
優しさと愛に包まれ 生まれた七つの
命が見つめる夢がある
だから私もここに来たの
もう自分にウソつかない
守る人がいて 守る世界があるから

きっと
見えなくて疑うのは弱さ
形のない愛を信じてたい
やがて愛をこの手に感じる日まで

さざなみのベッドで目を覚ました朝に
すべてが終わって始まるの
温かく静かな光に包まれて
希望が満ちてる海に帰るの

ほら幸せの鐘が鳴って 七つの海が
輝き出したら
愛の軌跡を一番好きなあなたと二人
見つめたい

そしてそっとキスをしてね