いろのないまちをあるいていた
こがらしにふかれながら
じぶんがなにものかもしらずに
どこへゆくの
ひとのあいしかたもわすれて
こみあげるおもいころした

だれかここにいるいみをおしえて
ひびくこどうも
むだにおもえる
こころからだゆさぶられることが
わずらわしくてこのままきえたい

とりもどしたいじかんがあるの
つたえたいことばがある
ひいろのそらがきみをつれさり
ほしにしても
いとしいひとのたすけにならず
ただないてばかりでごめんね

ひとはうまれちりゆくまでのじんせいを
けんめいにいきてあしおとのこす
だからゆめやきぼうがかがやくと
おしえてくれたきみだけがいない

だれかここにいるいみをおしえて
ひびくこどうもむだにおもえる
これがゆめのとちゅうならいいのに
じょうだんだよってわらわせてほしい

だれか
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