ひとけのないあきのうみ よせてかえすなみのうえに つがいのかもめがかぜにのりおよいでる ひとりきりになりたくて こんなとこまできたのに きづけばあなたのことばかりかんがえてた たいせつなものがふえるたびくるしいのはなぜ あとどれくらい あなたにあえるだろう あとどれくらい あなたをしれるだろう めのまえにひろがるのは くりかえしのようなそら でもきのうとはちがうこと わたしたちはもうしっているの ふたりでのこすあしあと ふたりでえがくゆめのちず なみがすなをさらってくようにいろあせても こころのなかにしずかにきざんでゆきたい あとどれくらい あなたとわらうだろう あとどれくらい あなたとなけるだろう めのまえにひろがるのは はじめてみるようなそら そんなひびをかさねるいみ わたしたちはもうしっているの