息うでに現実をとり もう肩腕に道徳をかざし 胸の奥に愛を灯して頭の中で天秤にかける うっそうとしげる闇の中 自分の影を隠すように 汚いソロバンはじく音鳴り響く 世界よ止まれ 感情は邪魔になるだけの世界さ 打ち殺してくれよ 天秤にかけたのは誰 ソロバンで弾くのは誰 ハーメルンの笛吹きは誰 狼少年は一体誰 そんなのどうでもいいほど 今君を愛してるよ 花よ今咲き誇れ 僕に教えておくれ 今ここに生きる意味を 明日が来る訳を 聞きうでに欲望を持ち もう肩腕に背徳を隠し Alle胸の奥に愛を閉ざせば 頭の中で聖者が笑う 明智に咲く毛並げな花 降り注ぐ光を奪うビルがそびえ立ち人々 はそのビルに目を輝かせ やがて花は呼吸を止めた 風がただ優しく撫でた 風だけが優しく慣れた 生きることそれは 何も見えない闇の中を彷徨うような 死ぬことそれもまた闇 終わりは決して始まりではない だからこそ今闇を照らす 最高になるよう命燃やす 輝きを放つんだ 生きてる証儚く強く 花よ今咲き誇れ 君が教えてくれた 今ここに生きる意味を 明日が来る訳を いつの日か死にゆく僕は 君に何ができるだろう 日は昇り光を注ぐ 永遠にこの世界に