よるのかおをかがみでうつせばなんてかなしいかおなの つよがりばかりですなおになれないなんてかなしいかおなの こんなわたしのどこがすきなの なぜにそんなにやさしいの わたしがかわいそうにみえるから それともなつかしくおもえたから きまぐれだったらやめてちょうだい ほんきですきになりそうだから あなたのまえではきれいでいたいし かわいいおんなでいたいの あつげしょうはきらいでしょうでもいまのわたし むかしのわたしじゃないから 'わたしはいつもうそをついてきたわ!' おまえはいつもそういうけれど けしてそれはうらぎりじゃないんだし そこまでじぶんをせめることもないさ おまえのすがおがきれいだったからこそ あのときてがみおくったんだ おまえのかこをけしょうでかくすためじゃなく すなおなこころをうつせばいい ごかいしないできいてほしいんだ おれがいままでしてきたことは ときのてのひらのなかでおまえにしめした せいっぱあいだったんだ さあけしょうをおとしたらかみをとかして このまましずかにねむろう