そとはふゆしぐれしろいまちこれがにはいめのウィスキーソーダ すりきれたレコードがときのながれをうたう ひとりとおかいへとながれさりかぜのてがみさえこないけど まっててといわれたのなのにこのみせはひとかげもない はりをとめたうでのとけいをわたしのてにのこして これであいはえいえんだよとめぐりあうひつけまできめたのに あのひとはあのひとはこないの なにかかえらないじじょうでも…ちがうさみしさにふられたの あれくるうむねざわぎこころふたつにさくの ひとりふらふらとみせをでてやがてたどりつくへやのドア ともだちがいうようにあてもないこいはすててしまおう だれもいないへやのでんわがなんどもなりひびいた かぎをあけてはしりよったらなりやんだベルの音だれかしら あのひとにあのひとにあいたい にじかんごにとびらにノックなきはれためをあげる にねんまえのやくそくのひにやさしさがはなたばをいだいてきた あのひとのあのひとのびしょう