つまびくゆびさきはかけたつきのよう ちりゆくひびのさきてらすかすかなひ つめたくなりひびきのちのこるおとに あまねくしみこんでくよるのつづき つきへともむかうみちあわいにおい けぶったしかいのすみ たんじゅんなんていうからまちがった あたしはないていた あこがれたそらは えがいたいろとどこかちょっとちがうような ゆがんでいる ぶたいをせにたちすくむまま きがつけばはるか とおいところまできてしまった たったひとりで ざわめくかりそめのこころそのうらで たなびくかこいまみらいつかずはなれず はきだすようにうたうにがいおもい あがったとおりあめ たんじゅんだっていうのにうたがった あたしはないていた うみににたこえが こぼれおちたしじまにひびくように みみなりに ふさいだてははなせないまま みおろせばはるか たかいところまできてしまった たったひとりでなにももたないで つまびくゆびさきとかけたつきもよう ちりゆくひびにつぐおわりとはじまり きらめくことのはにのりあがぶおとは ゆらめくきおくをつれみとうのせかいへ あこがれた そらはえがいたいろとどこかちょっとちがうけど ふさいだてを はなしたならさしのべるまま つかめずにきえた そのすべてであたしになるという たったひとりの ただひとりの