なにもないようなかおは さびしさをかくすようで
ひとりでいきてゆくのは のにさいた はなのようで

おくびょうなときをすごし いつのまにさくはなを
つみとってくれるように ありのままのきみでいい

こいさく むねのなかでは きもちだけが いそぎあしできえる
およぎだす こいのなかでは おもいだけが おぼれてく

えがおでごまかすのは くやしさをかくすようで
ふあんですごすひびは あめをまつはなのようで

なみだがいま ほんのすこし きみのほほを ぬらすとしても
すみきってくように あすは ありのままのきみがいる

まよいだす むねのなかでは ふあんだけが つよくあふれてくる
あふれだす なみだのいみは きみがそだつためのあかし

なにもないようなふりして
なにもないようにむりして
のにさいたはなよ かれないように
だれかのもとに

こいさく むねのなかでは きもちだけが いそぎあしできえる
およぎだす こいのなかでは おもいだけが

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