ようしゃなくひびはすぎてゆく、たとえばぼくがここでたちどまっても やまないあめにうつつぬかして、あいかわらずのまいにちも はきなれたくつのかかとは、いつのまにかすりへらされてった きづけばほらまちじゅうはそろわぬあしおとだらけで みなれたひびをけとばした、ふゆぞらはまじりのないあお ぼくはゆくことにしよう、てさぐりのままで あせりもひとごみもうまくかきわけてさ いつだってそこにあるのは、ほかでもないおもい さいごにのこるのはそんなものさ ときのRIZUMUはとまらない、たとえばぼくがここでいきをとめても どこもかしこもいのちをきざむおとがきこえる いきをきらして、かけだした、ぼくのこえがこのまちにはびく かわりゆくまちなみにつかわれたとしても ときいれない、そのさきもぼくはそだてよう いつかあのやくそくがとざされたとしても そうだよ、すべてはめのまえにある ああ、どうしようもなくあいたくなった そんなよるのことさえも、きっと ぼくはゆくことにしよう、てさぐりのままで あせりもひとごみもうまくかきわけてさ いつだってそこにあるのは、だれかへのおもい さいごにのこるのは、きっとそんなものさ