あめのひにひとごみをぬけて はいったうらどおり ほんとうはうちまでとおまわりだけど これでいいのあしたのじぶんに ちかづいたきがするから いあほんからながれる メロディーはあまおとをどこかへ つれていったつれていった かさをささずにうえをむいて おもいっきりあびたあめはもう なみだのようにほほをゆっくり おちておちて しずかにきえた ちいさいころきらいだったあめ いまながめると きれいにみえてそらをみあげるのがすき あめあがりあすふぁるとのにおい なつかしかったのあたまのなかかけめぐる メロディーはおもいでをどこかへ つれていったつれていった かさをささずにしたをむいて みずたまりにうつるじぶんのすがた すこしとおくみえたしぜんのかがみ はもんをひろげ しずくをさした ひかりがさして かがやくきせきのうえで おどりだすダンサー moving moving おもいのすべて はきだしたように からっぽのこころが ここちよくて きおくでしかもどれない おもいでさがしてさがして ここからどこへでも いけるような ここならなににでも なれるような そんなきもちにうそはなくて ただきっかけがほしかっただけなんだ かさをささずにうえをむいて おもいっきりあびたあめはもう なみだのようにほほをゆっくり おちておちて しずかにきえた