かぜのととのとおきいにしえのとがよ
いまはむすぼほるみずちのたまか
このくれのやみにひそみてながらえば
ここながらよもつごくとなりぬる

かそけしひとのこころばえ
まじろおにのささめき

くちのこるほねはなんぞしろきいろや
のざらしとなりてなほううすわらう

かそけしひとのこころばえ
まじろおにのささめき
そこひなきとこやみにおつ
ちぞまるきぬをまとうて
われはさもきみとなりけり
ちをすすりにくをくらふ
われはさもきみとなりけりちぞばえてつまを
かかぐ

あれほどみてはならぬともうしたにとうとう
このすがたをみられてしまうた
あなたさまもこのばばとかかずろうたのか
うんのつきのあきとあきらめなさるがええ
いかにもるいるいとつもるしろほねは
わたしのくいろうたひとのなれのはて
わたしもむかしはかこうつくしゅうございました
せおいきれぬほどのごうざいがわたしをおににした
のでございます
いつしかくちはさけかおをみにくくゆがみかみは
みずぼらしいはくはつ
にになりはてました
ひとよるのやどをとたずねきたたびびとの
のどぶえ
につめをたてちをすすり
そのにくをくいろうてきょうまでいきながらえたので
ございます
なぜこのようなごうをせおうたかそれはわたしが
しんだわがこを
くろうてしまうたからです
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