おとしてはおとされて すこしずつまえをむけなくなる こころがぬけたような、したむくひとびとの からみあうせかいでしずみこんでく ゆうれつでわけられるのをおそれて もうなにももとめなくなる ふたしたこころで、なやみこんでも なにもかわらないよ だいたこどくかんを、はらいのけて ひろがるせかいを、うけとめて つぎにすすめばいい ちからのないひとのうえを、へいきでふみすすむような よごれたこともできないから けっきょくこころのふたんを、ぬぐいきれないまま ひとりにおぼれる ひととひとのまをすりぬけるような からっぽなみらいをもとめるの じそんしんがなけりゃ、どこにいっても むくわれやしないよ こころのふまんや、ねがいが いくあてもないまま かぜにとけて、しまうまえに ちからづよくてにの、がさぬように まわりを、かきわけて ひろがるせかいを、うけとめて つぎにすすめばいい なにも、おそれるものなどないから そのふあんも いつか、とけて、きえていくから ひかりも、かげも、うけいれられたら