空ひくく雲たずさえ 木の肌におわせている ほてったほほに若葉が切り絵を映して これっきりの日とあなた 空ふかく雲だまらせ 海の肌なでつけている かげった指にこもるぬくもりをかくして これっきりの夜とあなた ああ 世界とまさにでくわそうとしている 二度とこないわたしのきょう ふたりといないあなたのせい 空とおく雲あいぞめ いまの肌かよわせている かわいた口によどむことのはをこがして うるんではであうまなざし いきているわたしと これっきりのきょうとあなた