まちはずれのふしぎなみせのものがたり そこにすまうこどくなおとこ かれについてまちのひとはくちをふさぐ ふうがわりなおとこなのだろう やがてひとりのむすめがかたる 'けっしてかれにはふれないで' ふりやまないゆきがまちをおおいつづけ そのおとこのかげをかくした よくあさまたむすめのいえをたずねると むすめはめをふせてつぶやいた 'かれはさんびゃくねんものあいだ、なにかのためにいきている' そのふしぎなみせははげしいゆきがふると そのよるだけかいてんするという ゆきがふりしきるなか、よるをまちつづけた ふりつもるゆきはまた、かれのかげをかくすだろう