つないだゆびさきにふりだしたつめたいあめ かさのようにつつんでくれたきみはもういない びしょぬれのこころはいばしょさえわからなくて なにもできずときがとまったままうごけない あたりまえにすぎるひびのなかであいはきえた すれちがって(いく)そのひとみはもうぼくだけをうつさない まだはりさけそうにひびくきみのこえ すれちがって(いく)このきもちはそうなにかのまちがいと ずっとまってきみをおもっていたかった ひとりきりでねむるよるはせいじゃくがおそい めをとじてもうかぶえがおだけじゃすくえない よわくておろかだろう?せきららにさらすすがた うしなってきづいたわらいあえたひびのかち ことばひとつうまくつたえられずにこわれそうさ すれちがって(いく)そのまえにもしもどることができたら あの日ちがったやくそくをもういちど ゆびわにこめたむごんのおもいだけじゃつたわらない きみはだってことばをずっともとめていた ことばひとつうまくつたえられずにあいはきえた すれちがって(いく)そのひとみはもうぼくだけをうつさない まだはりさけそうにひびくきみのこえ すれちがって(いく)このきもちはそうなにかのまちがいと まだしんじていたい ひかれあっていたそのひとみはもうきえてゆく そっとかこのおもいでにして すれちがって(いく)そのひとみはもうぼくだけを そうにどとうつすこともないまま クレジット: http://screw-wailingwall.blogspot.com