ぼくはたたかうためにつくられたぐんじようろぼっととしてうまれた たくさんのひとをきずつけて、かつたびにはほめられた だけど、ひとりでたたかううつくしいきみのよこがおをみたとき ぼくのなかでえらーがうまれたんだ じょうかんはいつもぼくにいった だれかをあいしちゃいけないぞ まもるものがあるとじぶんがよわくなるからな つよいおとこになるんだぞ えらーおんがうるさいから きみをころしちゃおうとおもってじゅうをむけた でもぼくにはそれができなかった ぼくはきみにこいをしてしまったのかな よろこばせようとおもったのにそんなにはなはいらないといわれたひもあった ねがおがこわいとわらわれたひもあった あなたのつくるりょうりはさびみたいなあじがしてさいこうねと、ほめられたひもあった なんできみがないてるかわからないひもあった でもそうやってぼくはちょっとずつよわくなっていったんだ そんなのほんとうのつよさじゃないわ もちろんまもるだれかがいるのはときにあなたをよわくするでしょう でもよわさをしるということはつよいということなの よぞらにようしゃなくふるじゅうだん だんがあたったことなんかなかったのに うでのなかにいるきみをみてわかったんだ ぼくはきみのかぞくになりたかったんだ ぼくはたたかうためにつくられたぐんじようろぼっととしてうまれた たくさんのひとをきずつけて、かつたびにはほめられた