駅のないこの街 日の当たるあぜ道 ささやいた煌めき ウツギの葉が揺れている あの子に見つかるよ 黒く小さく丸くなろう 訳もなく息をしてた 吹き抜けた春風 なにも聞かず自由で 旅に出て帰らない 君はいまどこにいる 隙間からこぼれた 泥だらけの夜が いつまでも寄り添う 懐かしい明日まで あの子に見つかるよ 黒く小さく丸くなろう 訳もなく息をしてる 遠い空たずねて 辿り着くその日まで 遥か先それでも 君にまた出会いたい 変わることなくして 枯れること恐れても 旅の果てそこでは 君にまた出会いたい