やわらかな かたごしに きりふかくけぶる もり かくされた しんじつが ひそやかに こだまする まぶたにやきつく ものくろーむのせかい くろい かげがからみあう まいおりてくる ひかりのあめに すべて ゆるされとけてゆきたい はりつめてゆく わたしのつみを いたむようにはびくこもりうた かすれてく きおくを ゆりおこすやさしい うた あたたかな おもかげに むねのおく ざわめいた のいずまじりのうつつ めまいのなかで あかい はながちっていく こぼれおちてく うつろなゆめを すべて だきしめいとおしみたい とりのこされたい おさないいたみが とおく といかけるこもりうた たそがれににじむ そら おぼろなつきかげがゆれて ぬれたひとみにうつった くだけてはちる ひかりのかけらを あつめ よるをけしてゆきたい ねがいをだいて めざめるひまで そっと くちずさむこもりうた