それはとうときはな くもをしのぐかなた だれもふみいれないそんなばしょでさくの うまれおちたときにきっとうけたさだめ ひとはつねにのぞむあおぐほどにたかくまばゆい うつくしさ ときにせつなゆめにみることもある おもうままにかぜにふかれるあした それでもしっているかみのなをえたゆえに わたしはきょうもけだかくさくはな それはここうのはなそのてのばしたって けっしてふれられないほこりなきものには おもいこがれなさいみあげおそれなさい あなたのぞむとおりくんりんしてあげるはるかないただきで だけどいまもしりえないものがある むねのなかにくすぶるあかいほのお とまどいおぼえてもこのあゆみはとめない わたしはひとりけだかくさくはな まよわない ときにせつなおもいだすこともある おさないゆめめばえたあのあこがれ こころにしまいこみこおりのえがおみせる わたしはとわにけだかくさくはな