やさしいひとになりたいな つよいひとになりたいな たのしいひとになりたいな どうでもいいよ そんなこと いっそどこかへいきたいな このままきえてしまえばいいな ぼくがえがおでいられない こんなせかいがきらいだよ ああ きょうもだれかがとびおりて きょうもだれかがわらってて きょうもだれかがつきさして そしてだれかがないていて あさを、よるを、いまを あすをあきるくらい くりかえしたのに またそうやって ごまかして よくもまあそうやってわらえるなあ じぶんをすきになるほうほう わすれてしまったんだ あなたがいつもそうやって しあわせそうにわらうから ぼくはゆらゆら ゆられてる すきときらいのあいだ せかいはきょうもざんこくで いまもだれかがないていて やさしくなんかない なのにさあ そのかおみてると わからなくなるよ きのうすきだといったって つぎのひおきたらかわってて ぜんぶわすれてわらうのが いきていくってことだって うそを、うそで またぬりかえて どれがうそか わからなくて しらないだろうなあ きょうもまた いつまでもねむれないことなんて あなたがすごすまいにちが すこしでもたのしものならば せかいをすきになるほうほう だれかおしえてよ あなたがきょうもそうやって しあわせそうにわらうから ごみのようなにちじょう それすらとくべつなきがして なのにどうしてぼくらは すぐになくしてきずついて やさしくなれない ままでさ だれかをまた なかせてしまうよ うまれたときにぼくらは おおごえでなきわめいて そのあとずっといままで なきつづけていきてきたんだ これからさきのまいにちを おなじようになくだろうな だからせめてあなたは もっとさわらってよ やさしいひとになりたいな つよいひとになりたいな どうでもいいよ そんなこと そのままでいればいいよ きょうもだれかがわらってて そのかげでだれかないて それでもあなたがわらわんきゃ ぼくはかなしいや あなたがいつもそうやって しあわせそうにわらうから ごみのようなにちじょう それすらとくべつなきがして せかいはきょうもざんこくで いまもだれかがないていて やさしくなんかない それでも そのかおがきょうも ぼくをすくうのさ