かぎりあるみらいをしぼりとるひびから ぬけだそうとさそったきみのめにうつるうみ くだらないはなしでやすらげるぼくらは そのおろかさこそがなによりもたからもの むかしあったくにのえいがで いちどみたようなみちをゆく なまぬるいかぜにふかれて いまけむりのなかでとけあいながらさがしつづけるあいのことば きずつくこともなめあうこともつつみこまれるあいのことば やさしいそらのいろいつもとおりかれらの あおいちにそまったなんとなくうすいそら こげくさいまちのひかりが ぺっとぼとるでくだけちる ちがういのちがゆれている いまけむりのなかでとけあいながらさがしつづけるあいのことば もうこれいじょうすすめなくてもさがしつづけるあいのことば くもまからこぼれおちてくかみさまたちがみえる こころのいとがきれるほどつよくだきしめたなら いまけむりのなかでとけあいながらさがしつづけるあいのことば きずつくこともなめあうこともつつみこまれるあいのことば