あのころはあまりにもこどもじみてて なにげないことばでおたがいをきずつけた わたしはきみをつきはなしいみはさいていなことばはなち あやまることさえできなくてみちはふたつにわかれていった ああこのそらのどこかで きみがはねをひろげるとき わたしにはなにがいえるのだろう ねがうことは こどくをかんじるとうきょうのそら きみといたあの日からにねんのときがすぎた おなじけしきをあるいてたきもちがよいあってたことが きのうのようにかんじていまもいろあせずおもいでのなか ああこのまちのどこかで きみがみちをみうしなったとき ほしのないそらにいまわたしが ねがうことは もうすぐきみのそのきおくとこころには わたしというそんざいはなくなるのでしょう すれちがったおたがいのきもちも ためいきをつくほどにきえてしまいそうで いまはもうもどれないとわかってはいても ただひとつねがうのはきみがそらにむかい そのはねをひろげたとき さいこうのかぜがふいてほしい かなうなら ああただきみにあいたくて いまでもくいだけがのこって もしもこのおもいがとどくなら ねがうことは