きみがもとめている にえすいたことばが このからだをむしばんでしまったら くろくあわいよるに しろくよどむあさに のみこまれてとけてゆくのでしょう ああ ひとつのみこんでしまえば はりのささるようなかいかん かみしめたむせかえるいたみ そしてまたおもいだす そしてまたくりかえす おろかものがちぐはぐとまう にげないで きえないで いろのないせんりつをきかせて ぼくがもとめている あいまいなことばが そのいのちをしばりつけてるなら あかいろのいかりと あおいろのこどくを いまここでなげすててしまおうか ああ にげないで きえないで ぼくのなかにこえをひびかせて やみくもにとどろく したたりおちてくる かたちのないかなしみをうれいで かたりかけてくれよ きざみつけてくれよ またあえるとしんじて きみがもとめている にえすいたことばが このからだをむしばんでしまったら くろくあわいよるに しろくよどむあさに のみこまれてとけてゆくのでしょう ああ