あいまいでぎりぎりなかんけいだって
なまえがないだけのあいで
あいたくなるようじゃしょうがないさ
こころがよいとけていたいよ
だらくのかんぱいにをあいに
あまいくちづけにわたし
またおどらされてゆく
あなたがよごして、ぬらして、きずをつけて
だめにしてしまったわたしを
さいごまであいさなくてもかまわない
ふたりのどうぶつがいるだけ
ただもとめあって、うばいあって、うやむやにして
むなしくなってしまうまで
なにもしらないけだものみたいに
ことばをすて、ただひとつになっていたいよ
ねむるあなたのせなかをなぞった
このゆびであなたのこころにふれたかったんだ
これいじょうをもとめればこわれてしまうと
おびえるわたしにいばしょはどこにもない
そんなのわかっているよ
うつろなよるもかなしみとねむったあさも
あなたのくちづけのせいだよ
ごまかしのためのアルコールがまだのこって
このいたみもすこしましになってる
ふたりのしゅうてんと
りゅうぜんこうにがいおもいでにわたし
まだすがりついてる
ときふせて、あいでみたして、したがわせて
てかせというらくいんで
あなたなしでもういきもできぬほど
にどともどれないように
このいたみだって、いつかみのって、はなになるの
はでにしょうがいをらんぶ
なんてあくむでうなされるほどにはまってるの
あなたのせいよ
じゅんじょうだったこいものがたりのしょうたいはさるしばいで
だいほんどおりやくをえんじればかなしくなんてないよ
これもえんぎです
あなたがよごして、ぬらして、きずをつけて
だめにしてしまったわたしを
さいごまであいさなくてもかまわない
ふたりのどうぶつがいるだけ
ただもとめあって、うばいあって、ただれてしまった
それはたしかにあいだったんだ
いがんでしまっても、いろをうしなっても
それにまだすがってる
わたしは、あいのけだものだよ
