クラクションに佇む灯り
命を差し出して
今にも崩れそうになる
時にディストラクション

甘い甘いキスを呼ぶように
暗い深い闇に溺れてくんだ

クラクションの音を触った
渋谷街途方のように
色どく髪掴み飛ばす
いさぎよく死にたい

人を渦巻く性の欲望
とたんにこだまさせて

わがままでごまかさないで
わがままは勝ってでしょう
誰かを守りたいと一人嘆く
わがままでごまかさないで
わがままに嫉妬して
沈んでは浮かぶ子供の匂いがした

甘い甘いキスで確かめて
暗い深い灰溺れてく

また飛ぶ考えられない
夢中浮遊経法する
今にも崩れそうなおまかせ

誰のために今を生きて
誰のために愛を確かめる
時に視界映る身には
リスクも逆さ言葉が似合う

わがままでごまかさないで
わがままは勝ってでしょう
思いもよらない言葉降り注ぐ
わがままの意味を知らない
わがままが合図でしょう
沈んでは浮かぶ子供の血を咎んだ

クラクションの音は止まらない
交差点突き抜けて
光に合わせ踊った
幻覚と現実を重ね狂う

失ってやっと気づいた
本当のその意味に
独りきりの夜が朝を迎える
誰かに愛され そして
誰かを愛す時
今までの過去にさよなら告げて
わがままにそっと線をつけたして

うまいうまいキスを呼ぶように
足元コンクリートの香り
ほらまた始まる
あの日の見切り坂僕の姿は
もうここにはないから