からめたゆびをほどくたび そのぬくもりをにぎりかえした きみにあえるとおもうたび ぼくのこころはいろどられてく たわいもないできごとも ふたりでいればおもいでにできるのに きみのこえもそのほそいかたも そのひとみもぼくのものじゃない どんなにそばにいても きみのみらいこわさないかぎり このおもいをかなえることができないよ ひとときのゆめいたいほどすきなのに よるがおもってく あえないときをうめるように きらめくまちのほどうをあるく はじめて、てにふれたとき ほどけたきみのえがおがよみがえる だきしめたい だきしめていたい だけどきみはぼくのものじゃない いびつなこころがいま だきしめたい だきしめちゃいけない あふれるほどとけるほどもとめているのに タクシーをとめてやくそくもかわさず きみのてあふれ