いやふくそんはかばんのなか いまはきけるうたもない まるのうちぐちしんごうまち すいこんだあきのにおい ほしくずのようなまどのどこかに あなたはいるのに ぐうぜんをたぐりよせて ふたりでかえったよる こいするよかんがたしかなものへと かわったのもこのこうさてん こーとのすそびるのかぜに ひらひらなびくだけ いつもどうりのよる あなたがそばにいないいがいは ひとしずくかんじたあめ てのひらをそらにかざし えきのなかへとはしっていった あなたをみたきがしたの こえかけることもできないままに またふたりとうくなる なんどめのこいだったの まるではつこいみたいに じぶんがちいさくてぶきようになって すきになるほどひとりになった こーとのすそびるのかぜに ひらひらなびくだけ いつもどうりのよる あなたがそばにいないいがいは ぐうぜんをたぐりよせて ふたりでかえったよる こいするよかんがたしかなものへと かわったのもこのこうさてん なんどめのこいだったの まるではつこいだった いつもどうりのよる あなたがそばにいないいがいは