たとえばいまきみが そのひとみぬらしていたとしても よぶこえはもうきこえない えのぐをとかすように きみとのひびはきおくのなかににじんでく なにかをもとめればなにかがこぼれおちてく そんなこのせかいで はるのかぜをまつあのはなのように きみというひかりがあるのなら めぐりめぐるうんめいをこえて さかせるさあいのはなをはなたばを ねがいがかなうのなら ふたりのせかいまたいきてみたい あのきすからめぶくひび みずいろはなびらはもうかおりをわすれ きみへのおもいかれてゆく ちってしまいそうなこころにおぼえたてのあいのうつくしさを ねえさかせて はるのかぜをまつあのはなのように かざらないこころでいられたら ふれられなくても おもいわずらっても わすれないよ このこいをひとつずつたばねいて きみというひかりがあるのなら めぐりめぐるうんめいをこえて さかせるさあいのはなをはなたばを