まばゆくゆれる光のパズルのような 世界がにじむ夜をひとりで越えても 眠ることなくめまぐるしくうつろう その先に探すもの忘れたくないよ 星のない空を明るい地上を さみしいとつめたいときみはいうけれど 明かりを窓にともして街を銀河にかえるのは きらめくいろとりどりのだれかのおもいのかけらたち ひとみのおくまでてらすまたたく夜がさきこぼれる 星がみえなくてもいつもかがやくせかいにつつまれている たとえかすかでふるえてもかまわない たったひとつのきらめききっとみつけだせる やみのかたすみでうずくまるきみに ささやかにまっすぐにひかりをとどけよう さざめくこころつないで街をめぐるせいざにかえる ちょっぴりくらみそうでもまぶたをとじないでみていて ひとみのおくまでてらすまたたく夜がさきこぼれる ほしがみえなくてもいつもかがやくせかいにつつまれている