ひらひらこちょうはまうきみはただそらをあおぐ ぜんまいじかけのしんぞうできしむはりのおと ひらひらゆめうつつにそらはただぜろをえがく ひとりとひとつにいろめくあめのしらべ ああきみとちがうこどう ねじをまくおとむねにひびく ねえあいまいにこいこがれて ゆびおりためいきをかぞえていくたそかれ(とおくにじんだたそがれ ただ、えんえんとくりかえした あおくあおいゆめであいましょうと ざれごとむすんでまた、まちぼうけ ひらひらはなはちってはりはまたおとをきざむ ぜんまいじかけのしんぞうにひびくせみしぐれ ゆらゆらかれはをけりゆきはただしろをみたす すぎゆくきせつをたどればまたはなはさく かすんでいくときのなかで モノクロームのいしきはあめにぬれてきえていく(ふかくしずんでゆめしぐれ ただ、れんれんとつのるいろが むねのおくのおくへしみわたれど かなわぬねがいときゆさよしぐれ へいめんじょうにないゆめとあめそんざいしないかんじょうかいろで さいげんなくのこっていくきみのおとつむいで ああしんしんとあいまみれて ゆびきりやくそくをかわしましょうざれごとを(ふかくむすんだくりかえして ねえ、せんめいにおもいこがれて あわくもろいゆめはあめのなかへねがいを(なみだかくしていのりを もうえいえんにあえなくとも ゆびおりためいきをかぞえていく あめけしょうまってちるゆめしぐれ