時の糸で飾られた人形の住処は 砂時計の砂の上、美しきmuseum showcaseの鍵が 錆びついてしまって 壊れていたことにさえ 気づかずにいた 止めていた時間はさらさらと崩れていく 一粒に閉じ込めた追憶は黄昏にゆっくり溶けていく 描いていた完璧が儚く消える時 ガラスの中満ちていたmelodyが溢れた 面影はないのに 懐かしい歌声 静けさに響き渡る 想いのすべて 落陽に照らされたビードロの瞳の奥 輝きが灯るなら、永遠という夢に告げようさよならを ああただ砕け散るだけでも 刻むのは傷じゃない 抱えた想いのすべて 止めていた時間はさらさらと崩れていく 一粒に閉じ込めた追憶はこの胸に 幻想の砂の上、美しきmuseumに 糸のない人形の重ねた歌声は 静かに響いてく