さみだれのふるあきのまちきたのひかり おおきなまどからみえるうみぼくはひとり ひらひらとまうちょうがとまった はなのかべんがちぎれてかれた だれのものでもないはねをいまひろげて あいしてるならさよならさ こころにやきつけわすれて さきつくしたはなのにおいふれるつまさき ちいさなまどからさすひかりきみもひとり ゆらりゆらりながれるくもすじ かぜにかべんがふかれてゆれた だれもいないはこにわからいまとびだつ しろみはじめたこのよるに まいだすちょうがかげになる だれのものでもないはなよただそこにあれ あいされるならあすもさこう こころをやきつけうたって だれのものでもないはねをいまひろげて あいしてるならさよなら こころにやきつけわすれて