Switchをおしたのは 私ではないのです 今日の朝 私がとっても 大好きな優しいパパが ぐちゃぐちゃ血と肉片の塊になりました 工場で働くパパの仕事ぶり それを見てるのが楽しくて 毎日のように見学に来てました 赤いswitchは とても危険だから 押してはいけないという 言いつけも守ってました Switchをおしたのは 私ではないのです Switchをおしたのは もう一人の私なんです いい子でいようと あれほど決めたのに どうしてあなたは勝手なことするの ねえ先生 パパが死んだのは Alter egoのせいなのです 先生がくれた 青と白の材料を のんでればswitchは 入らないって言ってたじゃない Switchをおしたのは 私ではないのです 入れ替わるswitchは いつのまにかおされていたの 生まれた時から私の中には 殺したがりの彼女がねずいていたのです Switchをおしたのは 私ではないのです Switchをおしたのは もう一人の彼女なんだから 私は悪くない だからその中指は歌わないで その中指は嫌いなのよ