人間 (きみ) よ、その心の奥の望みを口にしてみないか。 おや、怖Yのかい? 真実と向かい合うとはそういうものさ。 私が導いてあげよう。 さぁ、吐き出すがいい、本能からワイてくる言葉を。 都会の夜の喧騒が ワイ雑に 灯ったライムライトに紛れていく 自分の欲望でさえも ワイ曲し すれ違う 賑ワイかい? 人の心はワイナリーだよ 熟成していく欲望の香しさに 今宵こそボトル開けて交そう 味ワイの深いワイ談 (ものがたり) を ふむ、ビロードの様に柔らかくもスパイシーだ。 視線を逸らし合うだけの ワイ字路に 迷ってトワイライトを迎えるより 辿って行き着いた先の 界ワイに 染まってはみないかい? 零す泪は恥じらいのロゼ 綺麗な雫は君だけのヴィンテージだ 栓を抜いてあげただけのことだよ 乾杯しようかワイ談 (ものがたり) に 人間 (きみ) よ、その儚き命の時を無駄にしてはいないかな? 不埒不埒と本音を押し殺して生きる仮面を剥がしてみせよう 私に身を任せなさい。 なに、礼ならもう頂いているよ。とてもいい趣味をしているね。 人の心はワイナリーだよ 熟成するほど美しき人の性 (さが) を 新横の街の夜 (よ) にグラス傾けて 聞かせてくれないか 嗚呼、私に 堪能しようかワイ談 (ものがたり) を