あまいかんしょう なつかしいメロディー あふれるたいよう ひかりだけがここにあって それでもまだみつけられない ざりみちをはしるじてんしゃはおおきくゆれて すずしいかぜがほほをなてさらわれるむぎわらぼうし どこまでもはしってゆけるようなきがしたの やわらかいひざしがそらをつつみ ちにかげをおとす もどらないきせつはいつだって ただむくにたたずむ すなはまにやきつけられた ふたつのかけてをつなき なみおとなどどうにきえた かいがらみみにあてないた おもいでかきさらうよかぜふうりんをならす ひえたすいかをほおばりあしたをうたがうこともせす おさなかったわたしのひとみには きほうしかなかった さよならをいわずになつのひかりはそっときえゆく すぎさったせかいはあざやかにさんさんとかがやく ゆびのすきまこぼれる すなのようにじかんはとまらない おきざりにされた おさないかけにしばられたまま いろあせたのはわたしのこころ