そらがなきはじめて みちにさきだすかさのはな ここにあふれるものは まだあいせないものばかり だきしめることができなくて ただなんどもきずつけて それでもただまちつづけている わたしをずっと あめはまだなきやまず まちにかなしみをぶつける ここにあふれるものは かなしみとにくしみばかり あいしているのにあいせずに ただなんどもつきはなして それでもただまちつづけている わたしをいつまでも ちいさなからだがかぜにうばわれたときに なにもかもが みえなくなってただなみだがあふれて ひっしでおいかけていた うでをのばしてだきしめた とてもあたたかかった いまわたしは あなたをあいしてる