花のおてらにとどく ひとあしばやい春だより うめのつぼみがきらりとひかり こずえのうぐいすなくばかり あなたをおってこばしりに いきてきたじんせいの すだちのたびにおもいでを おさめにきました うらら春うららうらうらうら うらら春うららうらうらうら こけのさんもんのぼる いしだんとちゅうでたちつくし げんえいのかすみがしろくけむって あなたのえがおがとおばなれる まようことなくまっすぐに つらぬいたこのあいを あなたのためにこうふくを ねがいにきました うらら春うららうらうらうら うらら春うららうらうらうら いとしいひとのこころが おひゃくどふんでかわるなら せんないこととわかっていても こぼれたなみだのなみのもん わたしのどこがきらわれた くりかえすといかけに こたえだせないおろかさを すがりにきました うらら春うららうらうらうら うらら春うららうらうらうら