曖昧だったおぼろげだったその場所に 見えた希望は永遠だって信じていた 咲くことのない造花のように俯いて 巡る思考と過ぎる時間を溶かしていく ばかりだ あなたがあなたが遺したものを 探せば孤独に転がる misery 心に心に植え付けられた 言葉が笑顔が離れないんだ 繊細だった明瞭だった記憶さえ 止まらなかった雫になって落ちていく 咲くことのない造花のように俯いて 巡る思考と過ぎる季節 (じかん) が枯れてゆく 今日も 失うことには慣れてなかった 溢れた想いに意味は無かった 最期に最期に伝えたかった あなたの命を残したかった あなたがあなたが遺したものは 儚い記憶と消えない misery 心に心に植え付けられた 言葉が笑顔が離れないんだ