ちゅうしゃじょうの[ねこ]は[あくに]をしながら きょうもいちにちをすごしてゆく なにもかわらないおだやかなまちなみ みんななつがきたってうかれきぶんなのに きみはひとりさえないかおしてる[ね] そうだきみにみせたいものがあるんだ おおきなごしはんのゆうやけこどものごるとおなじように うみもそらもくももぼくらでさえもそめてゆくから このながいながいくだりざがをきみをじてんしゃのうしろにのせて [bureeki]いっぱいにぎりしめてゆっくりゆっくりくだってく ふうりんのおとで[うとうと]しながら ゆめみごこちで[yodare]をたらしてる いつもとおなじあみどごしのかぜのにおい きょうじつでみんなも[goro goro]してるのに きみはずいぶんいそがしいかおをしてる[ね] そうだいつかのあのばしょへゆこう まなつのよるのなみのおとはふしぎな ほどこころしずかになる すこしだけすべてわすれてなみのおとのなか つつみこまれてゆく このほそいほそいいうらみちをぬけて だれもいないおおきなよるのうみみながら せんこうはなびにふたりでゆっくりゆっくりひをつける いつかきみのなみだがこぼれおちそうになったら なにもしてあげられないけど すこしでもそばにいるよ このながいながいくだりざがをきみをじてんしゃのうしろにのせて [bureeki]いっぱいにぎりしめてゆっくりゆっくりくだってく ゆっくりゆっくりくだってく ゆっくりゆっくりくだってく