いちばんほしみつけたら だれかにそっと こえかけたくなりそうで いそいでかえるよあのいえへ まどとうすあかりひとつまたひとつ ついてまたくれるやみはまたやみへと はるかなやまのかたちは よるににじんで きょうできることはしたいよと わたしにおしえるあかいつき ひぐらしのこえもいまはもうきえて むしたちのこえがやみをまたやみへと たいようのぼればまたあたらしいあさ きょうがどんなひでもどんないのちにも いすかあめはやむように だれにもあしたがくるように きょうにつづくあしたやまをこえたよるの そのむこうがわにはまだねむっている たいようのぼればまたあたらしいあさ きょうがどんなひでもおなじひとつのあさ