たとえばことばのすべてにちからをなくしたとしても だれかのことをおもうこころにうそもいつわりもなく ひたむきなうつくしさはせつなさやはかなさをこえて あきれるほどにたかくふかくさあ、どこへだってゆける じょうくをかんがえるよりちゃかすことのほうが とてもらくなのにそれをえらべないひとたち おもいつめてしまったよるのはてわたしたちはであい もちよるこどくはともしびのように、むねにやどる きせつたちよりもゆたかでとけいのはりよりたしかな かけがえのないなにもかもすべてそう、いつだってためされてる ふかくへだてているかなしみにのまれて つないだてをひくいたみがはしってゆく もしも、ほんとうのいみでやりなおすほうほうがさいごのしゅだんだとしても すなどけいののこりひとつぶのこらずすきにそめてつかいきるだけ さびしさたちこめかがやくほしは つよくだきあうほどにくだけてはひかりいつか あのころにはもどれないことをおもいしるの それでもよろこびはいつもみだすものと、わすれないでいたい よるのはてわたしたちはであい もちよるこどくはほしたちのように、むねにやどり むねにやどり、むねにやどしつづける おもいつめてしまったよるのはてわたしたちはであい もちよるこどくはほしたちのように、むねにやどりつづける