Yokushitsu No Ningyo
Amber Gris
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もしも、いつか
だれも知らぬとおくまでおよげたなら
そんなゆめをみた
そら、しらんでいた
てをふることをためらった
わたしをかたちにするすべて
はさみをとおすそのたびに
ながれていく
とりもどしたへいねつが
おともなくとけていく
みつどをましましたためいきの
こわいろがひびく
ことばは意味をなくした
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いきもできないひびが
じがうばっていく
ながれるままににげだすすべを
わたしは、そう、さかな
あまおとがちかくなる
きょうかいがすこしだけあいまいになる
すいせきはほおをはなれ
おちてはみなもちらかした
かかえたひざにくちづける、しぐさ
なみだの道筋をかていととらえるならば
おちてきえるのはどうりか
みずかがみにうつるかおをてにかけて
いきをたやし、しずみこめば
でぐちがみえる
はいすいこうをぬけたら
おおうなばらをめざして
さんごのもりをおよぐむれになって
どこまでゆこう
たこいずのなみだを
ほうまつがつれさらば
あしたはいまよりも
すこしわらえるようなきがした