みずをそっとかむような
てごたえのないせかい
なくしたものなにひとつ
よびおこしはしない
さがしていたかけら
そこにあかいそらが
ないているの
かぞえたきおく
きみのなか、なんどもうまれるそのひまで
ぼくをおもいだして
だれのこえ
みみのおくひびきわたることば
なにもかんじないこころ
よびさましたのは
あたらしいかけら
ぬけがらのぼくにあたえられた
ひらくたびによみがえるのは
とおいやみがしずむかみ
きみがいないこのときに
ぼくはおきざりのまま
むちゅうではしる
かなしいあの日のゆめをぬりかえていく
きみのきおくのなかでうまれるぼくが
そうしてまたぼくらは
であうことなくひかれていく
ときをこえてつよくつよく