Cifra Club

Tsubomi

Aqua Timez

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ひとつだけ忘れないでいて
さよならをする日が来たって
僕たちの目はもう涙を
こぼすためにあるものじゃない
お互いの笑顔を映し合うためにあるんだよ

太陽が一日をくばる
全身でそれを受け止める
恥ずかしがりの雲とで
今の僕なら
幸せに気づけるはず

冬の星空みたいな
冷たいその手のひらで
僕の手を温めようと
してくれた日を思い出す

この世界のひとりひとりが誰も一枚の花びらで
つぼみとは花びらがぎゅっと抱きしめ合っている姿で
風にちぎれそうになっても
太陽に雲がかぶさっても
僕たちの目はもう涙を
こぼすためにあるものじゃない
夢を見るためにあるんだよ

繰り返していく日々の中で
誰だって時々忘れる
この地上に花を咲かせるために
土に根がもぐった日のことを

見上げた空の青が
悲しく見えるときには
灰色に滲む予感を
疑いぬいてみたから

もし怖い夢を見たら
すぐに僕を起こせばいいさ
取って置きの笑い話に
君が点をつけてくれよう
子供のように手を繋いでさ
朝までずっと話していよう
抱きしめ合って眠ったって
同じ夢までは見れないから

きれいな夜空を見つけた
君にも見せてあげたくて
写真に撮ってみたけど思ったより綺麗に映らなくて

愛の待ち伏せなんて
もうやめることにしたよ
喜びも悲しみもひとりじめじゃ寂しいもの

ね僕らは
ね僕らは

この世界のひとりひとりが誰も一枚の花びらで
つぼみとは花びらがぎゅっと抱きしめ合っている姿で
思い出が後ろに「なびいても
手と手がほどけそうになっても
目に見えない心でそっとずっと繋がってるから

僕たちはもう一人じゃない
ひとつだよ

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