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窓からいつもと変わらず桜が風に
ゆらりゆらりゆらりゆらりと舞う

意識が今日も薄れゆく
きみは誰?何も思い出せない
ぼくの手を取り力強く
握ってる手に涙がこぼれ落ちたよ

とめどなく流れ出す瞳は何かを語っていた
きみの香りなぜか懐かしいような
この部屋できっとぼくは一人で命失くすのだろう
誰も見つけることのできない花を

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散り急ぐ花 風に揺られて白い病室 風に吹かれて

痛みが日々を重ねるたび
やせゆく醜い体抱きしめたね
最後になってひとつ大切な人を思い出した
明日には灰になり砂に変えるよ
窓から見える桜 あの桜の下で眠りたい
暖かく包んだきみの手の中で
三四四号室 静かに運ばれてゆく中で
二度ときみを忘れぬように

これからぼくは桜と共に風に揺られてきみを思い出す

ゆらりとゆらりと
ゆらりとゆらりと

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