彼は目を閉じて枯れた芝生の匂い深く吸った
長いリーグ線締めくくるキックはゴールをそれた
肩を落として土を払った
ゆるやかな冬の日のたそがれに
彼はもう二度と嗅ぐことのない風深く吸った
何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの誰も知らず
完成よりも長く
興奮よりも早く走ろうとしていたあなたを
少しでも分かりたいから
人々がみんな立ち去っても私ここにいるわ
同じゼッケン誰かがつけて
また次のシーズンをかけて行く
人々がみんなあなたを忘れてもここにいるわ
何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの誰も知らず
完成よりも長く
興奮よりも早く走ろうとしていたあなたを
少しでも分かりたいから
人々がみんな立ち去っても私ここにいるわ