めをそっととじればうかんでくる
やさしいあなたのえがお
こんなにいとしいのに
てにとどかない
そのきょりがせつなくて
グラスのなかのソーダ水をほら
かきまぜて
ちいさなあわをにがすように
このむねのかたすみにとけこんだ
おもいでのひとつひとつをにがしたい
じかんのすながさらさらおちて
ひがくれてひとかげすくないこのばしょ
あのころによくきた
こうえんのカフェテラス
ただそばにいるだけでしあわせで
あなたがいないそのげんじつに
とまどったじぶんがガラスにうつる
もうだれかのことをここまではあいせない
こころはうついたまま
ちんもく
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ドアがひらくたびにかおをあげる
あなたやってくるようで
おそくなってごめん」と
ほほにキスして
まふらあをとりながら
コーヒーをのむあなたのひょうじょう
みてるのが
はなすことよりたのしかった
ゆめにまででるようなせつなさに
ことばなどむりょくなものとしっていた
じかんのすながさらさらおちて
いくつかのきせつがめぐったふたりは
じゅうじろうのどこかで
うんめいにはぐれて
それぞれがべつのみちあるいてる
あなたがいないわたしはひとり
そういまもそのことになれていない
さみしいゆうぐれはまどべのしていせき
でんわもためらったまま
ちんもく
じかんはなにをおしえるのでしょう
いつの日かきっとわすれるということ
かなしみのすべてが
いろあせるひがくる
そうらっかんてきななぐさめに
あなたがいないあれからずっと
どんどんおもいだしてしまうよ
えいえんのながさをもてあましたように
コーヒーおおだーして
ちんもく