降り出した雨は乾いたアスファルトに溶けて
微熱混じりの手冷たく包み込んでいく

涙見せずに何かを犠牲にして歩く
たとえ結果君を裏切ることになっても

でもね変われる希望を捨ててまでこのまま
君とずっと同じ夢を見ようと

繰り返す日々が僕らを濡らしていく
あの日描いた場所さえ
どしゃ降りの夜はずっと鳴り止まない
夜が鳴く鳴く

降り出した雨が土の匂いを風に乗せて
なまぬるくたまる水たまりに顔が映る

これでいいのか？答えは一つしかないけど
これが悩み生んだ結果もう聞かないでくれ

自分責めれば気持ちは少し楽になれる
ほらねいつも被害者のフリしてばかり

綺麗事並べ歩いて笑い合っても
雨がすべてを流してく
別れを告げた日本当は泣いていたよ
嘘の笑み溶け

迷い続け悩み続け
強くなっていけると思うから
迷い続け悩み続け
こんな日々を笑い合える日まで

捨てきれぬ想いゆっくり息を止めて
瞳閉じて息をつき
あの日思い出して手のひら強く握り
明日に願う

繰り返す日々が僕らを濡らしていく
あの日描いた場所さえ
どしゃ降りの夜はずっと鳴り止まない
夜が鳴く鳴く