世界は終わりを告げようとしてる
誰にももう止められはしない
始まる
崩壊のシンフォニーが鳴り響いて
降る雨はまるで涙の音色

教えて

支配し支配され人たちは
いつかその心に憎しみを
そして愛することを思い出せず
争うの

この歌が聞こえてる
命あるすべてのものよ
真実はあなたの胸の中にある
嵐の海を行く時も
決して屈することのない強さを
くれるから

けれども進むほど風は強く
希望の火はやがて消えていく
明かりをよこせ」と奪い合い
果てに人は殺し合う
涙など問うに枯れて

気づいて

その目は互いを認めるため
その声は思いを伝えるため
その手は大事な人と繋ぐためにある

この歌が聞こえてる
世界中の寄る辺なきものよ
希望はあなたの胸の中にある
燃え盛る炎の中でも
決して傷つくことのない強さを
くれるから

その手で守ろうとしたものは
愛するものだったのだろうか
赤く染まったその手を眺めて
やっと自らがしてきた愚かさを
誤ちと認めるその罪を
とめどなく溢れるその涙を知る

この歌が聞こえてる
命あるすべてのものよ
真実はあなたの胸の中にある
嵐の海は沈んだ
失ったものは数えきれなくとも

この歌が聞こえてる
世界中の寄る辺なくものよ
希望はあなたの胸の中にある
悲しみの夜を超える時
必ずあなたは生きていく強さを
持ってるから